今月の余談

今月の余談(2024年2月17日)

 そばの会、2月のビラまきは17日(土)午後4時からでした。
 開始まもなくご高齢とおぼしき女性の方から声をかけられ、「今日は少ないのね」と言われました。確かに、この日は遅れる方もおり開始当初の人数は充分ではありませんでした。それにしても、私たちは月1回しか登場していないのですが、よく見てくれているものだなと感心しました。ビラまきの効果は受け取ってもらえるビラの数だけで決められるものではないとつくづく思いました。

 また、終了直前の5時20分ごろのことでした。今度は20代の若者が私の目の前に現れました。そして私を見つめ、「かわい~い」と叫んだのです。私は一瞬動揺しました。まさか高齢の私が、と耳を疑いました。まあ、悪い気分はしなかったのですが、それは私の誤解であることに直ぐ気付きました。というのも、彼の視線は私の顔ではなく、私が着用していたゼッケンにあったからです。「そばの会」宣伝用のゼッケンだったのですが、そこにはバンクシーの絵も描かれていました。何のことはない、彼はこのバンクシーの絵を見て「かわい~い」と叫んだだけだったのです。究極の誤解でした。その後、彼は待っていた2人の若者の所に戻っていきました。

しかし、話はこれでおしまいというわけではありません。
ほどなくその若者が再び私の所にやってきて「ビラまきを手伝います」と言うのです。半信半疑の私は面白半分かなと思いつつも、10数枚のビラを渡しました。すると、本当に配り始めたのです。近くにいた高校生らしき2人が受け取り、通りすがりの方々にビラを差し出してくれているのです。ちゃんとやってくれているのです。
 ただ、残念なことにこちらの終了時間がきてしまいました。そこでその旨を告げ、もちろんお礼も述べて労をねぎらいました。若者は手元に残っていた2~3枚のビラを私に返そうとしたので、折角ですからと、手土産代わりに持って帰っていただきました。

 なお、この日は他にも50代と自称する上から目線の男性にも話しかけられました。ご高説は拝聴しましたので、ご満悦だったようです。
 と言うことで、この日は「余談」を語るにふさわしい一日となりました。(T.K)